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活動報告

7月10日
鈴鹿サーキット

開催場所:鈴鹿サーキット
パラモトライダー:10名
SSPスタッフ:約50名
天候:晴れ一時雨

 一般社団法人SSPは、今年5回目、昨年の3月以来となる三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットでSide Stand Project(SSP)パラモトライダー体験走行会を開催しました。途中激しい雷雨に見舞われましたが、関西方面を中心に多くのボランティアに参加していただき、ステップアッププログラムと鈴鹿サーキット本コースの走行で延べ11名のパラモトライダーの走行を行うことができました。

 朝から陽射しが降り注ぐ好天に恵まれ、最高気温33度を記録したこの日、梅雨終盤の不安定な天候ともなって昼食休憩およびサーキット走行直前には雨に見舞われました。パラモトライダーにはファン付きウエアの着用をはじめ、今回も何度も休憩を入れながら、参加者、ボランティアスタッフの体調に配慮しながらの体験会となりました。また、たまたま休憩のタイミングでの降雨ということもあり、スケジュールの大きな変更もなく無事に予定通り走行を終えることができました。

 久しぶりの関西地域での開催ということもあり、中部・関西地方を中心に多くのボランティアスタッフに新規で参加していただくことができました。パラモトライダー体験走行会経験者を中心にグループ分けを行い、同時に6名のパラモトライダーのサーキット走行も実現することができました。

 パラモトライダー体験走行会は、夏の厳しい暑さの下での開催は控えるため、次回のSSPの活動は、2回目の開催となるアネスト岩田 ターンパイク箱根(神奈川県小田原市早川2-22-1)での貸し切りツーリング企画「やるぜ!!箱根ターンパイク2023」となります。現在クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングの受付を行っております。


昨年の3月以来の開催となった鈴鹿サーキットでのパラモトライダー体験走行会。
ステップアッププログラムに確認も含む5名のパラモトライダーが参加。
さらに夕方鈴鹿サーキット東コースを使用して6名のパラモトライダーが走行を楽しみました。


5年前にバイク事故で脊椎損傷。
パラモトライダー体験走行会初参加となった油井さん。
「久しぶりのバイクは本当に楽しかった」と
走行後に話してくれました。


3年前の4月にバイク事故で脊椎損傷、車いす生活を余儀なくされている高橋さん。
事故後バイクに乗りたいとネットで検索をかけていた際に、
このパラモトライダー体験走行会がスタートしたタイミングで見事にヒット。
関西での開催を待ち望んでいて、ついに参加。


バイクツーリング中の事故で車いす生活となってしまい、
30年近くバイクから遠ざかっていた柴山さん。
「もう遠い世界」と思っていたバイクに再び乗ってみることができ
「寝た子を起こしてしまったかも…」と。
バイクを楽しむ時間が復活しそうです。


極未熟児網膜症による視覚障害を持つ山田さんは、
2回目の参加となりました。
「まだ2回しか乗ったことありませんけどもっと回数を重ねていきたいです」と
これからも前向きに体験走行会への参加を表明しています。


すでに昨年11月に熊本のHSRサーキットでのパラモトライダー体験走行会で
サーキットデビューをしている吉村さんは、
ついに“夢”の鈴鹿サーキットデビューも果たしました。


今回は、電動補助輪を装着したBMW K1600Bを
SSPパラモトライダー体験走行会で初お披露目となりました。


憧れの鈴鹿サーキットにご満悦の丸野さん


2019年7月10日鈴鹿サーキットで
Takuma Ride Again発表会をおこなってから丸4年。