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活動報告

3月14日
筑波サーキット内
オートレース選手養成所

開催場所:公益財団法人JKA オートレース選手養成所(茨城県下妻市村岡乙159 筑波サーキット内)
パラモトライダー:6名
SSPスタッフ:約50名
天候:晴れ

 一般社団法人SSPは2023年2回目となる、Side Stand Project(SSP)パラモトライダー体験走行会をオートレース選手の養成所で開催いたしました。この養成所での体験走行会は今回で3回目となりますが、今回も、施設内の整備工場棟、駐車場、そして一周500mの競走路お借りしていただきました。

 暖かな日差しがうれしい春先の開催でしたが、今回は多くのボランティアも参加し、視覚障がいを持つ2名の初参加者を含む、通常よりも多くの6名のパラモトライダーが参加し、怪我もなく無事に体験走行をしていただくことができました。

 これからもこの活動をさらに広げていけるよう、オートバイでつながる輪を大切に進めてまいります。


3回目の開催となったオートレース選手養成所。
整備工場内には、オートレーサーを目指すライダーも車両整備をしていたり、展示された競争車両を間近に見ることもできました。


脊椎損傷の伊東さんは、この養成所で最初に開催したパラモトライダー体験走行会にも参加しているメンバー。
「今回はコツがつかめてきたなぁと実感」と走行後に話してくれました。


パラモトライダーとしての参加よりボランティア参加のほうが多い松埼さんは地元での開催ということで、今回気合いを入れての参加。
「やっぱりバイクって風を感じられるのいいですねぇ」。


今回唯一オーバルコースでの走行を体験した早岐さんは脳出血による右半身麻痺の障がいを持つ。
「曲がるきっかけの荷重を掛けるというところがまだうまくできない」とライディングテクニックの向上に余念がありませんでした。


バイク事故で右半身の麻痺と視力を失ってしまった山仲さんは、12年ぶりのバイクとなった。
「10代の頃のことがよみがえってきて、とても懐かしく、とてもうれしかったです」と笑顔で語ってくれました。