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活動報告

9月19日
群馬県自動車教習所

昨年サーキット以外で初めて開催をさせて頂いた群馬県自動車教習所での開催。
日曜日の開催で初めて参加されるボランティアスタッフの人数も10名強来て頂きました。台風で天気が心配されましたが、台風一過で晴天の中での開催が出来ました。

今回下半身付随で参加した栗本さんは、両脇辺りから下が動かない障がいを負っています。今までのSide Stand Project 参加者(脊髄損傷)でもっとも重い(Th2)方でSSP専属理学療法士も今まで以上に心配をしていたくらいの障がいレベルでしたが、ステップアッププログラムを見事にクリアし大型バイクに乗る事ができました。普段乗っているトライク(3輪バイク)と違い、オートバイが倒れる感覚がたまらなく楽しいそうです。

以前旦那様とオートバイに乗りツーリングを楽しんでいた早岐さん。
脳出血により右半身が麻痺になってしまい、オートバイに乗りたいけど諦めかけていました。
緊張気味でスタートしたステップアッププログラム慎重に慎重にクリアしました。
憧れだったMVAgustaに乗りオートバイに乗る“夢”が叶った瞬間。走行中はB-comで会話が繋がっていたのですが、オートバイを堪能し自分の世界に入り込み反応が薄かった(笑)
オートバイに再び乗れた事で、ウルウル。旦那様も凄く喜んで頂き、また2人でオートバイに乗る事を目標に、今後の後遺症のリハビリもやる気が出て来たそうです。

「やっぱり何度乗っても楽しい」っと今回5回目の関口さん。
昨年のこの場所でオートバイに乗った思い出の地でのライディング。スタッフの前を通る度に「ふぉ~」って叫びながら楽しそうに走行。

視覚障がいの縫田さん。
乗る方はどんどん上手になってきて、直進の安定感も凄く良くなってきました。
アクセル開閉具合の伝え方でまだ指示役のはるちかとの相違ができておらず、今後の課題に。

 今回は群馬県警察機動隊のご協力で、ステップアッププログラムのサポート及び、外周路での先導走行をして頂きました。
確実に、そして安心して活動を行えました。

ここに集まってくれるボランティアスタッフさんのお陰で、障がい者との毎回楽しい雰囲気で開催できています。笑顔が絶えない活動がSide Stand Projectかもしれません。
皆様の協力に感謝致します。
ありがとうございました。